バスツアーで観光しながら婚活もできるの?
旅行気分を楽しみつつ良い出会いがあったら一石二鳥。
そんな想いから婚活バスツアーに参加しました。
婚活バスツアーに参加した感想とレビューをお伝えします。
参加したきっかけ
婚活にも疲れてきたし婚活パーティーの回転寿司も疲れる。
女性の婚活仲間も欲しい。
バスツアーで勝手に良さそうな観光地に連れて行ってほしい。
いちご狩りがしたい。
2022年3月某日
春の訪れを感じた頃、いちご狩りがしたくなり参加を決意しました。
テゾーロクラブという婚活バスツアーの会社のものに参加しました。
婚活バスツアーの内容
- 行きのバス
- 焼肉食べ放題
- いちご狩り
- あしかがフラワーパーク
- 帰りのバス
行きのバス
集合時間は9時、解散の時間は18時
長丁場を覚悟してのスタートです。
参加者の人数は男女各10人ずつくらいでした。女性の方が2人ほど少なかったので、男性は隣不在の休憩タイムがありました。
当時の私の年齢は35歳。上限は43歳までのものでした。年齢層は特に上限に偏ったりはしていませんでした。
バスの中では婚活パーティではよくある回転寿司形式で、隣の席に座る男性がバスの信号のキリの良いタイミングで回転していました。
一人あたりの会話の時間はまちまちでした。
15〜20分ほど話すこともあり、これからの旅の仲間でもあり、普通の婚活パーティよりもリラックスして会話がしやすいです。
バスの座席で横並びで話すので、隣の男性との距離は近いです。
焼肉食べ放題
そして2~3時間程して昼食タイムになりました。
まず焼肉食べ放題から始まりました。
くじ引きで引いた席に座り、先ほど会話した男性を正面にして隣のテーブルの男女4人グループで会話をしながら焼肉を食べます。
この後のいちご狩りが本命なので、食べ過ぎないように気を付けながら、和やかにやり過ごします。
女性とも会話しやすいので、その点は普通の婚活パーティと違って新鮮でした。
女性とも仲良くなりたかったので他の席の女性をロックオンし、トイレでばったり会って談笑したため最初のミッションは成功です。
いちご狩り
本命のいちご狩りです。
先ほどロックオンした女性と一緒にいちご狩りを楽しみます。
女性同士で会話していると他の社交的な参加男性に話しかけられ、でっかいいちごが採れたと言って分け与えられたりしました。
旅の仲間風の距離感で接していたため回避できず渡されるいちご。自分で狩って食べることが醍醐味だというのに渡されるいちご………
よくみると他の参加者女性はいちごを黙々と撮影していたり、単独行動に勤しんでいました。いちご狩りに関しては単独で楽しむ方が正解だったな、と後悔しました。
そして連絡先交換は禁止なのにギリギリまで粘っていちごを狩っていたらこっそり連絡先交換をしようと言われたので断りました。
後述しますがあまり良くない展開となりました。
いちご狩り欲は満たされました。
あしかがフラワーパーク
くじ引きで決まったグループであしかがフラワーパークへいきました。
滞在時間は1時間程度。季節は3月ということでまだフラワーたちは本気を出していませんでした。
とはいえチューリップなどはたくさん咲いていて春をビンビンに感じることができました。
まるで学生時代のクラスメイトとの修学旅行のようなノリにテンションを押し上げて、普通の婚活パーティでは味わえない懐かしい気持ちになりながら陰キャの癖にグループのテンションに合わせて過ごしました。
毎日だったら耐えられなかった。
今日だけはノリを絞り出して合わせることにしました。
そしてあっという間に時間は過ぎ、女性とも仲良くなり(ロックオン女性と偶然同じグループでした)帰りのバスに乗りこみました。
帰りのバス
寝て帰りたいところですがまだまだ回転寿司は続きます。
ツアーももうじき終わるというのにまだ会話していない人がいるようでした。
そしてその時はやってきました。
いちご狩りの時に連絡先交換を断った男性とのトークタイムです。
しきりに「疲れてるだろうから寝ていいよ」と言うものの、私の私物に対して「寝てる間にそれが無くなってたら泣く?」などの発言が飛び出しました。
寝ないのでそんなことは起こり得ませんよ。あなたこそどうぞ寝て良いですよ。と言ったもののピリついた状況。
そして横並びの近い距離なのに手をだらんとさせているので足に手が当たる体勢となり、奥に座っている身としては避けにくいのですね。
婚活バスツアーのリスクと言える点です。
私はパーソナルスペースが広い潔癖タイプでしたので「逃げ場がない」という点が婚活バスツアーの最も良くない点だと感じました。
マッチング発表
そしてマッチングタイムがあり、なんとなく希望してみた人とマッチングしました。
マッチングしていた人は女性では私と別の人の2名だけのようでした。
そして回転寿司がようやく1周したあたりで今朝の集合場所へ戻ってきて解散という流れになりました。
マッチングした人とは連絡先は交換したものの、今日の私のお目当てはロックオン女性。
どうしても女性と親睦を深めたくなってしまった私はマッチングした人とは後日食事に行く約束をして女性たちとお茶へ行きました。
婚活バスツアーのその後
女性たちとの話は婚活バスツアーの総括のような内容でした。
誰が性格が良さそうだったかなどの分析を聞き、答え合わせのように確かにそうだったかもなどと膝を叩きました。
また女性たちはマッチングの希望は白紙で出したことなども聞き、これが現実かとも学びました。
そして婚活バスツアーに参加する方々は男女共に結婚相談所では活動をした経験のない方が多数だということを知りました。
回転寿司の際に結婚相談所の話を振り、他の婚活手段について調査をしていましたが、みなさんほぼ婚活バスツアーのみしか婚活をしていないとのことで(本当か?)
職場の同僚と参加している方も何名かいらっしゃいました。
参加して得た情報としては、結婚相談所のユーザーと婚活バスツアーに来るユーザーはほとんど被らないという点でした。
また、普通の婚活パーティと同じく何度も参加すると「またお会いしましたね」という方が出てきてしまうということも学びました。
ちなみに、マッチングした方とのその後はLINEの文章が地雷だったため会わずに終了しました。
他の参加女性から後で聞きましたが「その人男性のトークタイム休憩時間にアプリでいいね祭りをやっていたよ」とのことでした(バツイチの方でした)
自分の見る目がかなりいまいちだったという点が女性たちとの情報交換で明らかになりました。
まとめ
- 婚活バスツアー自体は新鮮な気持ちで婚活ができる
- 婚活疲れを起こしている時などには気分転換で良さそう
- 結婚相談所のユーザーとは被らないので、婚活への本気度は異なる
- 旅の同行者となるので会話はしやすい
- 長丁場で疲れる
- パーソナルスペースが広い潔癖タイプにはおすすめしにくい
- 女性同士も仲良くなりやすいので情報交換になる
- コミュニケーション力の向上には使える
以上、婚活バスツアーの感想でした。
私は一度しか参加しませんでしたが、やっぱり結婚相談所の婚活が向いているなと再確認するきっかけになりました。